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2009年08月02日

アクアが突然やってきたわけ

icon_74_0.gifnew2.gifアクアとの出会いはアレックスとアーサーつながり。
まったくの偶然・突然の出来事だったのです。

2008年12月13日、翌週のクリパとお正月に備えて、アレックスはトリミングに行きました。


その帰り、伸ばし伸ばしになってた5種のワクチンをお注射してもらおうと、かかりつけの動物病院へ行きました。


扉を開けて、すぐに目に飛び込んだのは・・・


病院の廊下に居たウェスティのパピー


ウェスティ?
まだ、おこちゃま?


もう、釘付けでした。
やせっぽちで小さくて落ち着きの無い生後7ヶ月ちょっとのウェスティでした。


アーサーからお世話になってる動物病院は里親をお世話しており、いつも、犬や猫が新しいお家が決まるのを待ち望んでます。
そのこは飼育放棄で12月11日に預けられました。
引越しをして慣れない環境でもう飼えないと判断されたそうです。


なんてこと・・・キトキト加減は計り知れないものがあることを後で知りましたが、それもまたしつけと愛情でなんとかなるもの・・・こんなにつぶらな目の可愛い子を手放さなくちゃいけなくなった、飼い主の方の気持ちはいかばかりだったのか。
持たされてたお洋服と首輪はとてもいいものでした。
きっと可愛がってもらってたのでしょう。
環境が変わるまでは。。。


病院でガリガリにやせてるからだをなでたり抱っこしたり、大盛りのふやかしたフードをガツガツとあっという間に完食してしまう驚きの食欲、スタッフの皆様にいろんな話を聞いているうちに、このまま置いていけない衝動に駆られました。
その日は土曜日でした。
仕事で外出してる夫にとりあえずメールしても返事が無い。
連れて帰っても飼ってあげなくては余計に残酷。
連れて帰るには絶対うちの子にしなくては。
でも、共稼ぎでアレックスは普段は義父母のところでお留守番、もう一匹増えたらどんなことになるんだろう。
この子だけ、2階に置いておこうか。
そんなことをスタッフに相談しながら、心のなかではうちの子にすること、アレックスの弟に迎えることを決めてました。


メールで教えた義妹がセナといっしょにやってきたときには、すでにリードを繋いでお預かりを決めたところでした。


里親やトライをするには少し条件がありますが、我が家はよくご存知とあって、スタッフの方も快くお試しOK、そのままどうぞ・・・と許可を頂きました。


犬好きな義妹はとても喜んでくれてました。
そのまま帰宅、義父母との対面、ちょっと?だいぶ呆れてましたが、あまりのやせっぽちなカラダにびっくりして同情をしめしてくれました。
仕方ないな・・・そう思ってくれたのかもしれません・・・感謝。

しばらくして夫が帰宅、いつもはショップでウェスティを見かけるとアレックスの弟か妹にって言う夫でしたが、突然の出来事に少し不機嫌な態度でした。
そりゃそうだ。


しかし、あまりの不憫な姿と運命に迎えること決めてくれたことに・・・感謝。


こうしてお泊りすることになりました。
夫はいつも以上にアレックスを可愛がり、順番をきちんと教えているようでした。


初めてのお散歩


翌日の日曜日、みんなで海岸へ行きました。
見るもの聞くものすべてはじめて、お散歩はあまり出たことが無いようでした。
爪がとっても伸びてたし、どんな毎日を送ってたのでしょう。
そんな話をしながらの、初めての2ぴき連れのお散歩は楽しいものでした。


初めての海


海も初めてだったのでは?
波を怖がってました。
でも、すぐに慣れるよ。
お兄ちゃんがきっと教えてくれるからね。

その日の夕方、うちの子に迎えると伝えに病院に行きました。
アーサーが残したたくさんの紙おむつを遅ればせながら持って行きました。


名前は・・・以前の名前を呼ばないようにと言うお話でしたが、その名前を呼んでも反応しなかったことに驚くばかりでした。
その後、持ってたペットボトルのお水の名前『アクア』に決め、すぐに自分のことだって反応するようになりました。
アクアよりアックの方が多くても、どっちも自分のことだって思ってるようです。

こうしてアクアはアレックスの弟として、我が家にやって来ました。


お留守番の心配は・・・それはまたあとで。。。

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